フミキが街にやってきた!? 渡辺文樹監督の宣伝と謎のプレゼント
突然ですが、次の画像をご覧ください。
こ、怖い。
というか、なんだかよくわからなくて不気味ですよね。
実はこのポスター、渡辺文樹という監督の映画の宣伝らしいです。
撮っている映画の大半は過激なドキュメンタリーらしいのですが、
それ以上に、映画の内容にほとんど関係ない過激な広告を町中に貼りまくって、
生ける都市伝説なっている人とのことです。
映画の上映場所の大半は公民館などということもあって、
なかなか見ることができません。
僕自身、この監督のことを知ったのは実話ナッ○ルズ系のゴシップ本だったので、
正直、実在しているのか疑っていました。
しかしある日・・・
近所の空き地に見慣れないトラック。
そして、外に宣伝するかのように掲げられたポスター・・・
「 渡 辺 文 樹 監 督 作 品」
まさかの渡辺文樹監督のポスター!
というか、何故、車の中!?!?
雨に濡れないようにするためでしょうか・・・?
そんなわけで、フミキポスターは実在したわけですが、
このトラック、一向に動かされず、
初めて見た時からずっと同じ場所に2カ月ぐらい停められていました。
もし、このトラックがフミキ監督のものだとしたら、
この辺に移ってきたのだろうか・・・
そんなことを考えていると、
ある日、その空き地に変化が・・・
謎のプレゼント!?
いったいこれは何を意味しているのか?
というか、「いいのが出たぞ」って何?
何処から、誰が、出したんだ!?!?!?!?!?
ちなみに、中身は一昔前の携帯電話のグッズでした。
こんなんもらう奴いるのか・・・
と、思っていたら案外もらっていく人がいるようで、
何日かすると箱の中身が空っぽになっていました。
そして、さらに何日か経つと・・・
「これも全部あげます」
お、おう・・・
なんと、追加されていました。
しかも
車のポスターも少し動かされた形跡が・・・
裏に見えるのは、フミキ監督の「天皇伝説」のポスターでした。
更に何日かすると・・・
材木!?
材木!?!?
材木!?!?!?!?!?!?!?
この材木も、誰かが持って行ったのか、
数日後には無くなっていました・・・
車の中のポスターはまたも動かされており、
今度は「罵詈雑言」のポスターもチラリと見えました。
この空き地の奇妙なトラックとプレゼントですが、
その後どうなったのかというと・・・
実はまだそこにあるのです。
(つげ義春リスペクト)
ちなみにこの空き地、売出し中のようです。
お値段なんと
一億円!
まぁ、一応都内なので、妥当な値段なのかもしれません。
この空き地がフミキ監督のものかどうかは定かではありませんが、
もし、そうだった場合、次回作の資金になるのでは・・・
そんなわけで、今後もこの空き地をウォッチし続けていきたいと思います。
フミキ監督について更に詳しく知りたい方はこちらをどうぞ。
【おまけ】
空き地の向かいにあるお地蔵さん。
何故かよくオリーブオイルが供えられている。