ネットラジオを聴きはじめた頃の思い出 【きっかけ編】
中学生の頃(2004年ぐらい?)、ipod miniが発売され、
時代はMDからmp3プレイヤーへと移り変わりつつありました。
僕も当時、ipod miniが欲しくてしょうがなかったのですが、
如何せん、中学生の小遣いではなかなか買えませんでした。
しかし、それでも何とかお金を貯め、
オリンパスの「m:robe」というmp3プレイヤーを手に入れ、
大量の音楽データを持ち歩くことが可能になりました。
ipodほどオシャレではありませんでしたが、
使い勝手は良く、それから何年かこの機種を使い続けていました。
そして、mp3プレイヤーを手に入れたことで、
僕の生活にもう一つ大きな変化が現われました。
それは
ネットラジオを聴くようになった
ことです。
当時、「podcast」という言葉は一応あったのですが、
必ずしもitunesを介したものだけではなく、
ホームページにアクセスし、
音声ファイルをダウンロードするものが多かったように記憶しています。
もともと、中学に入ったくらいからラジオを聴くようになったのですが、
当時、ラジオの電波が非常に悪かった東北の田舎に住んでいた僕にとって、
雑音が入らずにラジオ番組が聴ける「ネットラジオ」は画期的でした。
一番最初に聞いたのは、「すたじおあ~る」という同人サークルがやっていた
「もえもえマニアックス」という番組でした。
たしか、4回くらいしか更新されなかったと思うのですが、
非常に面白く、そのファイルを何度も聴いた事を覚えています。
その次に聴きはじめたのが、現在も聴いている
「BS@もてもてラジ袋」です。
ネットラジオ BS@もてもてラジ袋 | IT時代をサバイブする新型教養番組
「もてらじ」については書きたいことがありすぎるので、
また別の機会にじっくり書いていきたいと思いますが、
確か、知るきっかけとなったのは、
「ネットラジオ おもしろい」とかそんな感じのワードで検索したからだったと思います。
聴きはじめた直後に、「もてらじ」が「ネットランナー」という雑誌の
「ネットランナー大賞」という企画にノミネートされたのですが、
その雑誌に載っていたいくつかのネットラジオも聴くようになりました。
その中には、当時、ちょうどメジャーでヒットし始めていた
ASIAN KUNG-FU GENERATIONのアルバムを描いていた
中村佑介先生がやっていた洋梨放送室なんかもあったと思います。
また、僅かながら企業が本腰を入れて配信するネットラジオも出始め、
同人誌販売で知られる「とらのあな」の宣伝番組「開運☆野望神社」なんかも
熱心に聞いていました。
そして、2006年ぐらいからはストリーミングの番組も聴きはじめるようになりました。
当時はまだツイキャスやUSTREAMのようなものは存在せず、
「Livedoorネットラジオ」というlivedoorのサービスを利用していました。
聴くだけでなく自分でも配信を行うようになったのですが、
これがまた設定がめんどくさくて、
放送できるまで四苦八苦、ようやくやってみたところで、
回線速度が遅いうえに、音質も悪く、大変苦労しました。
(録音にしても、サイトを作るノウハウが無く、すぐに諦めました…)
現在は、録音も配信も手軽にできるようになったのですが、
このブログでさえ中途半端にしか更新できていないくらいなので、
たぶんしばらく挑戦することは無いと思います (^^;)
そして、ここ数年で革新的だったのは、スマートフォンの登場です。
それまでは、PCでファイルをダウンロードし、
プレイヤーに移すという工程を経る必要があったので、
複数の番組をチェックするには結構な手間がありました。
しかし、便利なアプリが次々と出てきたこともあり、
本体にファイルを直接ダウンロードはもちろん、
様々な番組を気軽に聞けるようになりました。
思いつくがままに、ネットラジオの思い出をつらつらと書いてきましたが、
つくづく思うのは、休まずに更新を続けているパーソナリティーの方々は、本当にすごいなぁということです。
各々の番組の思いでも書こうものなら、果てしないものになってしまいそうなので、
とりあえず、今日の所はこのへんで。
ネットラジオを全く聞いたことが無いという人は、
何はともあれ、聞いてください。
とりあえず、「今週のもてらじ」のリンクをはっておくので!
今すぐ!はよ!