むちゃくちゃ面白そうな本を頂いたのでご紹介!
家に帰るとポストに郵便物が!?!?!?!?
こ、これはまさか・・・
(個人情報保護のため画像は一部加工)
うわああああああああああ
Amazonの欲しいものリストに入れてた本だ~~~~~~
送ってくださったのは、このブログ開設当初からコメントを頂いている
「nyoro88」さん!
ありがとうございます!大変励みになります!
じっくりと読ませていただきます!!!
nyoro88さんのブログはこちら
もてらじ村民ブロガーとしてお互いに頑張っていきましょう!
ちなみに、この本は民俗学者 宮本常一(1907-1981)による研究書です。
「民俗学」が何かわからない人に簡単に説明させていただくと、
19世紀末以前の日本の歴史学の視座は、主に「事件」や「上流階級の出来事」に着目していたのですが、そのような象徴的なトピックから離れ、伝承や民具などを資料とし、「常民」もしくは「庶民」といった平均的な生活者の文化から歴史を捉え直したのが、今日「民俗学」と呼ばれているものが指す大まかな学問領域です。(たぶん)
少し遅い時期に登場した研究者ですが、「貧困」、「性」、「老人」、「差別」
といった独自の切り口から「庶民」の生活文化を研究したことで知られています。
岩波文庫から出ている『忘れられた日本人』が非常におもしろかったので、
この本もおもしろいこと間違いなし!
あとでじっくり読ませていただきたいと思いますが、
冒頭で言及されているこの本のテーマを簡潔に紹介させていただくならば、
戦中・戦後の「庶民」が、貧しい生活を克服するために
如何にして努力してきたか、ということに着目した生活史
みたいですね。
取り上げられているトピックは
嫁の座、私有財産、出稼ぎ、村の民主化、村里の教育、民話の伝承等々・・・
どれも大変興味深いです。
気になった方は是非、一緒に読みましょう!