アダルトDVDに囲まれながらもレアなVHSが!「ビデオワン高野店」
最近はビデオ屋の話ばかりで飽きてきた人もいるかもしれませんが、
こういう重箱の隅を突くような記録をインターネット上に
残すというのは、何とも言えない楽しみがあるもので、
ついつい書いてしまいます。
そんなわけで、今回も京都のビデオ屋についてのお話です。
ふたつ前の記事で訪れた円町の「ビデオワン」ですが、
京都市北部に「高野店」があると聞き、
休日にぶらり、行ってきました。
地下鉄「松ヶ崎」駅から歩くこと10分。
どちらかというと一乗寺に近いあたりに高野店はあります。
この近辺にはTSUTAYA、GEOそしてビデオインアメリカという
店舗もあり、そちらにも立ち寄ってきたのですが、
ビデオインアメリカは「ビデオ」と冠しているにもかかわらず、
VHSは一本も置いてなくて期待外れでがっかりしました。
しかし、ビデオワンは外観からしてなんかもう、裏切らない感じがします!
いかにも昭和のビデオ!って感じの見た目と、
2週間レンタル可ののぼりでわくわくしながら店舗に入りました。
店舗に入りまずはひととおりぐるっとまわってみようと思ったのですが・・・
アダルトの比率髙すぎ!
いや、ぼくもビデオ屋でバイトしてたので、
アダルトの収益率の良さは知ってますが、
それにしても多い!
そして、境界線が無い!
気付けばアダルトにいる!
18禁の暖簾も無く、2階の半分と1階の奥の方という曖昧な区分けになっているので、
普通に見てたつもりがアダルトコーナーに入ってしまう!
そんな不思議な構造店舗ですが、やたらと在庫はあるのにアダルトVHSは一切無い模様。
(レアなDVDはあるのかもしれませんが、アダルトはわからないのですいません)
さらに、邦画にもVHSは無い模様。
しかし、アニメコーナーに行くと・・・
ありました!!!
各棚の上段にVHSが陳列されていました。
DVDが出ているものもありますが、
未DVD化の作品もちらほら・・・
というか、このお店やたらとOVAが充実しています。
『甘い生活』で知られる弓月先生原作の『シンデレラ・エクスプレス』。
OVAの品揃えで言うならば、新宿や渋谷のTSUTAYAと互角かそれ以上と言えます。
続いて特撮コーナー。
特撮はマニア需要も高いのでDVDが出てる作品が多いので、
この「ネズラ」もネットで買えないこともないんですが、
店舗に、しかもVHSで置いてあるのは珍しいなぁと。
あと、後ろにある深作欣二監督の宇宙大作戦もVHSは初めて見ました。
続いて洋画
VHSは「名画」と「アクション」だけが残っていました。
これといって特筆すべきものは無いかなぁ~と思ったのですが・・・
やたら海外忍者映画が充実してる!
この写真に映っている桜NINJAやデスオブニンジャ以外にも、
他の棚にマイケル・ダディコフのアメリカン忍者なんかもありました。
もしかして、このお店は
日本で一番NINJA映画のVHSを置いているのでは!?
そんなかんじのビデオワン高野店でした。
最後にもうひとつだけ。
アダルトと邦画にVHSは無かったと先述しましたが、
何故か、その中間地点であるピンク映画はVHSが置いてました!
気になった一本「忘八武士道」。
一応、DVD化されているようですが、
そして、アンヌ隊員a.k.aひし美ゆり子も出てるという
いかにもカルト感満載な一本!
そんなわけで、あいかわらず期待を裏切らない
ビデオワンさんでした。
「ビデオワン高野店」