香川のうどんの名店であえて蕎麦を頼んでみた話
高松に赴任して半年が過ぎ、ようやく一通りのことには慣れてきました。
なんだかんだうどん県というだけあって、これまでの人生で体験したことがないペースでうどんを食べており、いい感じに経験値と体脂肪率が上がってきたことを実感しています。
そんなわけで、今日も栗林公園の近くの名店、上原屋に行ってきました。
ここはこんにゃく天、いいだこ天など、天ぷらのバリエーションに富んでいるだけでなく、ダシと麺のポテンシャルもかなり高く、個人的にもトップ3に入るくらい好きな店です。
今日は少し混んでいて、席が空くまで案内が止まり、お盆を持ちながらメニューを眺めて待っていたのですが…
ここ…
よく見るとメニューに蕎麦がある……
蕎麦…………
よし、頼んでみよう!
よくよく考えてみると、香川県のうどん屋で蕎麦を頼むなんて、住んでないとなかなかできないよな、と。
腹を決めて注文しました。
僕「すいません!かけ蕎麦で!」
店員さん「かけ蕎麦ね!かけ蕎麦ね?!」
僕「かけ蕎麦で」
一瞬、聞き返されたのが気になりましたが、まぁ、頼む人がいないわけではないようなので、なんとかわかってもらえたようでした。
そんなこんなで
丼に入った蕎麦の麺を渡されました。
そう、なんとなく予想はしていたのですが、
うどんと同様に湯がき、
うどんの出汁をかけるのです!
(もちろん、いりこ出汁)
で、出来たのがこれです。
いいだこ天とかき揚げをプラス。
合計550円。
食べた感想としては…
・蕎麦だと思って食べると頭がバグりそう。
・というか、基本的に出汁がいりこなので蕎麦というか、そば粉入りの細うどん。
・蕎麦にすりおろし生姜はあまり合わない。
・けれども、トータルで考えるとそんなに悪くない。というか、これはこれで美味しい。
なんか、結果としてこれは新しい麺料理なのではないかと思いました。
せっかく香川に住んでいるのだから、これからもうどん屋であえて蕎麦を食べてみたいと思います。
あと、もちろん、上原屋のうどんはめちゃくちゃうまいので香川に行くことがあればぜひ、行ってみてください。