ばななぼーと

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マラソンビギナーが「丸亀ハーフ」に挑んだ話

今ほどコロナウイルスの危機感が薄かったひと月前、

2月2日(日)に「第74回香川丸亀国際ハーフマラソン」の

一般Cの部に参加してきました。

 

www.km-half.com

 

香川県丸亀市といえば丸亀城や骨付鶏で知られる街です。

去年まで僕は高松に住んでいたので、

何度か丸亀も訪れたことはあったのですが、

まさかマラソンで走ることになるとは思っていませんでした。

 

なんでまた走ろうと思ったのかというと、

 

久しぶりに香川に行きたい気持ちがあったのと、

今年、30歳を迎えるにあたり、

今までやってこなかったことを

やってみようという思いが沸き上がり、

思い付きでエントリーしてみました。

 

 

 

スタート地点は香川が誇るサッカーチーム

カマタマーレ讃岐」のホームことPikaraスタジアム。

丸亀市から宇多津市を抜けて、

坂出市で折り返してくる21kmコースです。

 

 

とはいえ、そもそも運動が得意かどうかというと

運動部は中学まで、それも弱小卓球部という経歴が表すように、

今までの人生を振り返るとスポーツに明るい方ではありませんでした。

しかし、20歳を過ぎたころから、巧拙にこだわらず運動を楽しめるようになり、

たまにジムやプールに行ってみたりはしていました。

 

「そもそも21km走れるのか?」

というところからのスタートでしたが、

結局、当日までぼちぼち練習はするものの、

予行練習として21km走ることはしませんでした。

 

というか、事前に走れてしまったら

それはそれで当日のモチベーションが

下がってしまいそうな気がしましたし、

走る前に足も痛めてしまうのも嫌だったので、

練習でも10kmまででやめておきました。

 

そんなわけで、ぶっつけ本番の当日でしたが、

まさかの、思いもよらないトラブルが起こりました。

 

福山駅から岡山駅までやってきて、

いざ丸亀!と、特急「しおかぜ」に乗り込んだのも束の間・・・

 

 

なんと、定刻になっても発車しない!?

 

まさかの事故による遅延。

想定外の出来事に軽くパニックになり、

「え?どうする??バスとかあるのか???」と

とりあえず発車しない電車の中でスマホを取り出し、

あれこれ考えてみるも、下手に動いてもしょうがないと思い、

とりあえず待機。

 

もともと余裕を持って行くつもりで特急を選んだので、

少しぐらいの遅延なら大丈夫だろうと思っていると、

次々にランナーらしき人々が乗ってきました。

どうやら鈍行で行こうとしていた人々のようで、

「これだけのランナーが遅れるなら、

仮に遅れても何かしら特別措置があるのでは?」と思い、

座って待ち続けること30分。

 ようやく発車してなんとかギリギリ間に合いました。

 

 

そんなわけで丸亀駅からシャトルバスに乗り、

Pikaraスタジアムへ。

遅れてついたことで早く準備しなければと

少し焦るものの、なにぶん初めてなもので、

からしていいのかわからなくなり、あたふたしながら

着替えるためのブースを探して着替え、

荷物を預け、トイレに行き、とあれこれやっていると

瞬く間にスタート集合時間になり、スタジアム内へ。

 

 

なんとか一息ついて、スタートを待っていると、

先にプロのアスリートたちがスタート。

スポーツに詳しくない僕でも知っているレベルの選手が

めちゃくちゃ参加しており、

「あ、こんなすごい大会だったのか~」と今更ながら実感。

 

ちなみに、エントリー時に自分のタイムを申請し、

スタートのグループが決まるのですが、

そもそも21km走ったことが無いので、

とりあえず時間制限ぎりぎりで見積もって提出したので、

最後列のグループからのスタートでした。

 

そんなわけでなんとなくグループ番号が

呼ばれるがままに周りについていくと 

 気づいたらスタートしていました。

 

沿道には多くの応援の人々!

かつて自分の人生でこれほどの人々に応援されて

運動したことがあったろうかと不思議な体験を噛みしめました。

 

大勢で走っているため、揺れるバイパスの高架。

ヤマダ電機スポーツデポなどの郊外型の大型店舗を横目に、

とりあえずは周りのペースを参考に走りました。

 

 

 

3kmほど走ると、丸亀城が見える通りへ出ました。

 

終盤きつくなると聞いていたので、

ここまではわりとゆっくりのペースでこなしてきましたが、

走っていて街のシンボルがあれこれ見える楽しみもあり、

「あ、これが土器川ってやつかぁ~」など、

いろいろ考えながら走っていると、

気がつくと宇多津市に入っていました。

 

市が変わると「結構走ったんじゃないか?」という

実感が感じられてよかったです。

名店と名高いけれども行ったことが無かった

うどん屋「おか泉」を横目に走り去っていくと、

よく電車の車窓から眺めていた

「オッペンカルチャークラブ」の前も通りました。

 

 

そんなわけで宇多津を堪能していると、

今度はいよいよ坂出市に入りました。

 

坂出から地味に坂が多くなり、キツかったです。

給水所では迷わず給水し、

飲んだ分がすぐにエネルギーになっている感じがありました。

 

 

 

そんなわけでなんとか折り返し地点に着き、

ようやく復路なんですが

もう、そのへんからは必死でした。

往路ほどの余裕は無くなり、

片耳だけブルートゥースのイヤホンを付け、

音楽を聴きながら無心で走りました。

 

田尾坂公園近辺の緩やかに続く

久米通賢街道の坂のあたりが一番しんどかったです。

 

 

 

途中、沿道の方からいただいた飴に助けられました。

糖分の大切さを噛みしめながら来た道を戻り続け、

ようやく出発地点だったPikaraスタジアムへ。

 

なんとか歩かずに最後まで走ることが出来ました。 

 

 

 

 

 

スタートラインからゴールまでのタイムは2時間9分でした。

初参加としてはまぁ、こんなものではないでしょうか。

なによりも、完走できたことが嬉しかったです。

 

 

そんなわけで、いざ走ってみたら結構楽しかったので、

出れるものなら来年も出たいなぁと思いました。

 

うどんも美味しかったです。

 

今回の反省点としては・・・

 

・飴は2、3個持っていた方がいい。

・何kmを何分で走っているかを自分で把握すべき。

・天気が良かったのでウインドブレーカーじゃなく、

 長袖シャツとかでも良かったかもしれない。

 

そんなところでしょうか。

 

なんか妙に長い記事になりましたが、

今日はこんなところでおひらきに。

 

いよいよこのブログも何ブログか

わからなくなってきましたね。