過小評価されすぎ?!実はすごい「増田まんが美術館」
今日では、全国各地に漫画文化や出身漫画家を記念した博物館が存在しますが、
実は、それを初めて実現したのは私の故郷である秋田県だったりします。
その名も「増田まんが美術館」。
1995年、『釣りキチ三平』の作者として知られる
オープン当時、5歳だった僕ですが、
父に連れられ、記念イベントの
「矢口高雄・手塚治虫二人展」を見に行ったことを憶えています。
しかし、この「増田まんが美術館」の全国的な知名度は、
正直、他に劣ると言わざるを得ない現状があります・・・
「増田」という町がマイナーということに加え、
現在は合併して「横手市」の一部となったものの、
市が推したいのは伝統行事の「かまくら」や、
B1グランプリで注目を集めた「横手焼きそば」だったりします。
おまけに、増田の他にも合併した市町村が多数あり、
観光の軸が横手市内で乱立してしまっていることにも関連していると思われます。
ですが、是非、一度でいいので、
この「増田まんが美術館」に行ってほしいです。
なぜなら・・・
レジェンドクラスの超有名漫画家の原稿が
多数展示されているからです!
といった「トキワ荘」組はもちろんのこと・・・
といった巨匠も!!!
(以下敬称略)
さらには・・・
『フクちゃん』の横山隆一
『11匹のねこ』の馬場のぼる
漫画史を振り返るうえで重要な作家たちが勢揃い!!
更に挙げるのであれば、
更に、若者人気の高い
それに加え、秋田出身漫画家である
『おせん』きくち正太
『味いちもんめ』倉田よしみ
とにかく豪華です!!!!!!!!!
他にも100人近い漫画家の原稿が展示されています。
そして、常設展のもうひとつの見どころは、
前述したように、増田が生んだ巨匠
矢口高雄先生の作品群!
展示の中は写真NGなので入り口だけしか見せられませんが、
郷土秋田の自然を美しく、ダイナミックに描いた作品が多数見られます。
また、先生のライフヒストリーもなかなかの見どころ。
東北の田舎の農家の息子が、「漫画家」という夢を掴むまでの
ドラマチックな生涯には考えさせられます。
そして更に!
実はここだけの話なんですが・・・
「増田まんが美術館」の
お土産コーナーで売られている
矢口高雄先生の漫画は
ほとんどが直筆サイン入り!!!!!
なんというサービス精神!!!!
さらにそれに加え、企画展もよく行われており、
現在は江口夏美先生の『鬼灯の冷徹』の原画展が、
2015年2月7日~3月29日まで開催されています。
こちらも是非!!
以上、言葉では伝えきれない部分も多数ありますが、
展示されている作品や、アクセスなど、
詳しい情報については
を参照してください!!!!!!