ばななぼーと

レンタル&中古VHSとネットラジオを愛するゆとり社会人のブログ

高級カプセルホテルの高級じゃない方の部屋に泊まった話

ついこの間、大阪への研修出張がありました。

 

研修はなんと19:00~21:00という時間設定!

日帰りできることはできるのですが、それはそれでしんどい時間です。

ただ、翌日に休みをもらっていたので、

これは「自腹で泊ってこい。」というメッセージだろうと読み取り、

大阪をブラブラしてくるつもりで行ってきました。

 

そんなわけで午前中は高松で通常通り働き、

13:45高松駅発のフットバスで行ってきました。

 

 

大阪には17:30着。

少し休んだ後、予定通り研修に参加し、

飲み会とかあるのだろうかと思いきや、

近隣支社の方々は皆、翌日も普通に仕事のため解散となりました。

そんなわけで一人ブラブラしてきたのですが、

ふらっと入った心斎橋ミツヤという有名な喫茶店

ホワイティうめだ店があったので、一杯ひっかけて行くことに。

なかなか良かったです。

 

そんなこんなで宿へ。

 

 

 

というわけで、やってきたのが

ファーストキャビン西梅田

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first-cabin.jp

 

「ファーストキャビン」は、

飛行機のファーストクラスをイメージした

広くて清潔でオシャレな高級カプセルホテル。

なかなかな人気で全国に展開を始めており、

前から泊まってみたいなと気になっていました。

 

しかし、このファーストキャビン。

一般的に有名なのはその名の通り、

「ファーストクラス」をイメージした部屋。

ですが、今回僕が泊まったのは

ビジネスクラス」です。

 

そう、前述したとおり自腹での宿泊なので、

中途半端に日和ったわけです。

 

1泊4,500円(ビール&おつまみ付)という値段なので、

探そうと思えばビジネスホテルでも

このぐらいの値段のところはあったかもしれません。

 

しかし、大阪駅徒歩圏内でこの値段となると、

だいたいオンボロパターンが多いので、

それならいっそ、高級カプセルホテルの

高級じゃない方に泊まってみようと思った次第です。

 

 

結論から先に言うとビジネスクラスでも全然満足でした。

 

カプセル内も、よくある2階建てタイプではなく、

天井までのびのび使えたので窮屈さは感じませんでした。

やっぱ天井が高いのって大事なんですね。

 

ファーストクラスとの共用部分については

お風呂もロビーも清潔感があり、良かったです。

外国の方向けの案内係としてペッパー君もいました。

あと、何に使うのかわかりませんがピアノも置いてました。

 

仕事をしたい人にとっては作業スペースが

ロビーになるので、集中できないかもしれませんが、

寝るだけ目的の宿であれば全く問題ありませんでした。

ビジネスホテルとの差はそこかもしれません。

 

あと、いびき対策にブリーズライトや耳栓を無料で配ってたので、

騒音で起きることもなく、ぐっすり寝ることが出来ました。

これはカプセルでありそうで無いのでなかなかありがたかったです。

 

そんなわけで、大満足のビジネスクラスでした。

大阪駅で泊まる用事があれば、ぜひまた泊まってみたいと思います。

というか、今度こそファーストクラスに・・・

リビング新聞高松に取材していただきました。あと、11月23日(祝)にポリ裏ブックバザール(高松市田町)に出ます。

Twitterでは少し前に書きましたが、

リビング新聞高松に取材してもらいました。

 

リビング新聞とは、各家庭にポスティングで配布される

フリー新聞で、全国各地で展開しています。

もともとはフジサンケイグループだったそうですが、

今はライザップが親会社だそうです。

 

 

「本を出す夢、かなえました!」という特集の一部として、

『ばななぼーとzine』の作者ということでご紹介いただきました。

主に主婦やオフィスレディを読者層として想定している新聞なので、

まさか取材されることになるとは思いもよりませんでした。

みなさんに読んでいただけたようで何よりです。

 

特集内容的に念願の夢を叶えた感じになっていましたが、

自分で書いて自分で製本して自分で売っているので、

どちらかというと頑張るべきなのは、

これから継続的に書きつつ、広めていくことだと思うので、

これに奢らず精進していきたいと思います。

 

 

そんなわけで告知なのですが、

今度の祝日、11月23日に高松市の田町商店街の

交番の裏、通称「ポリ裏」で行われる古本市イベント

「ポリ裏ブックバザール」に出店します!!

bookcafesolow.jimdo.com

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今回は素人古本屋をやるのですが、

そこでZINEも並べさせていただこうかと考えています。

ちなみに屋号ですが

「ぎばさ書房」

という名前に決めました。

 

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「ぎばさ」とは僕の故郷、秋田県で良くとれる海藻です。

ねばねばしています。

 

ちょっと前に「あかもく」という名前で

スーパーフードとしてちょっとしたブームになっていました。

 

「ばななぼーと」の時もそうでしたが、

最近は何かに名前を付ける時、あんまり考えないで、

自分が好きな秋田ローカルの食べ物からもらったりしています。

 

そんなわけで11月23日(祝)、

高松市田町のポリ裏で「ぎばさ書房」の店主として

皆様をお待ちしております。

当日はビブリオバトルにも出る予定です。

刑務所でイイ革靴が買える時がある。

10月28日(日)、高松刑務所の「矯正展」に行ってきました。
「矯正展」というのは、年に数回、
全国各地の刑務所で行われる一般参観イベントです。

 

 

普段入ることが出来ないので、
興味津々に門をくぐってみましたが、
わりとふつうに地域のお祭りといった感じでした。

うどんも食べました。

 

 

しかし、売っているものは普段なかなか目にすることが無い、
刑務作業で作られた商品の数々でした。


それぞれの刑務所によって得意分野があるらしく、
秋田刑務所はタンスなどの大型家具、
大分刑務所はガラス製品、大阪刑務所は革製品など、
各種商品が販売されていました。

 

しかも、どれも品質が高く、値段が安い。
一般的な相場から考えると、4~7割程度安い値段設定で、
売り上げは犯罪被害者支援団体への助成金になるそうです。

 

そんなわけで、革靴を買ってみました。

普通に買っても安いのに矯正展のセール価格で4,500円くらいで買えました。

本革仕様でかなりいい感じです。

 

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普通なら20,000円以上はしそうなしっかりした造り。

マッケイ製法で出来てるそうです。

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インソールには「CHIBA」の文字。

千葉刑務所製のようです。

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そんなわけで、なかなかいい買い物をして大満足です。

ちなみに、ネット通販もやっているようです。

CAPIC 〜 e−shop 〜

 

ただ、靴だとやはりどうしても実物を見た方がいいと思うので、

この機会にみなさんも矯正展に行ってみてはいかがでしょうか。

セールになっている場合もありますし、

なかなか入れない刑務所を見学できるので、

休日の過ごし方のひとつとしてご提案します。

矯正展の開催予定は下記のHPから。

www.e-capic.jp

 

ちなみに神輿の修理とかもやってるみたいです。

初めてZineを作成してみての感想

先週9月9日(日)、文学フリマ大阪に参加してきました。

参加作品は以前に告知させていただいたように

趣味のVHS屋めぐりについて書いたzineです。

 

yazibee.hatenablog.com

 

 

 

お客さんとして参加したことはあったのですが、

出店する側は初めてだったので、色々と勉強になりました。

普段、冴えない会社員をやっている身としては、

自分が手作りしたものが、人の手に渡る楽しさを

久々に思い出したような気がしました。

 

 

今回、「Zine」という個人の趣味で作る雑誌形態でやってみて思ったことが

いくつかあるのですが、つらつらと箇条書きにすると・・・

 

① 完成形があるように思っていると進まなくなる。

 

② 頭の中に無いものは文章にできない。

 

③ 何の本か一目でわかる方がいい。

 

④ 自分の目の行き届く文章量を心掛ける。

 

⑤ 文章を寝かせておく期間は必ず必要。

 

以上です。

とりあえず、ひとつ形になったので、

今後は今回の経験を基にして工夫を少しずつ増やせたらと思います。

 

ブースへお越しいただいた皆様、

そして、各種SNSで情報を拡散してくださった皆様、

本当にありがとうございました!

 

次回はもしかすると2月の広島文フリ・・・?

(おそらく)

あと、もしかすると高松市内で委託できるかもしれません。

その際はまたあらためてTwitterで告知させていただきます。

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9/9(日)文学フリマ大阪にてVHS屋巡りのZineを発行します!

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今週末、9月9日(日)に

大阪・天満橋OMMビルで行われる

第6回文学フリマ大阪」にて、

VHS屋巡りのZineを発行します!

 

  • サークル名「ひやそのほかの」
  • ブース番号「I-22」

 

文学フリマはお客さんとして行ったことはあったのですが、

今回、初出店どころか、初めてのZineづくりでした。

(実はまだ、製本途中ではあるのですが 苦笑)

 

ブログの記事を再構成したものに加え、

今回、書下ろしで、この夏に行ってきた

知る人ぞ知る東京の激アツ中古VHS屋スポット

京急蒲田駅」界隈のレポートが掲載されています。

 

少しでも興味がある方はぜひ、いらしてください!

(少しでも反応があれば、次巻を検討します。)

同スペースにて、相方のきくちいいこ氏の

現代詩・現代短歌の詩歌集も発行予定です!

 

bunfree.net

香川を楽しむためのヒント ~転勤者の参考になれば幸いです~

今週のお題「2018年上半期」ということで、 

日々、自分のTwitterで呟いていることを見直してみると、

香川を楽しむヒントになりそう(?)な気がしたので、

ザっとまとめてみました。

ローカルフード

スーパーに行くと、他県ではあまり見かけないものがあったりします。

上記の「ソフト豆腐」もそうですが、野菜で言うと「まんば」という

深緑の葉っぱが有名です。どんなものかは実際に香川にきて確かめてください。

 

味噌ラーメンは貴重

「うどん県でラーメンなんて…」と思うかもしれませんが、

さすがに1年以上暮らしているとラーメンも食べたくなります。

しかし、ラーメン屋もボチボチあるものの、何故か味噌ラーメンが特に少ないです。

上記の「北海」は昔懐かしの「THE味噌ラーメン」といった感じなので、

味噌ラーメン欲をしっかりと満たしてくれます。

岡山にも出やすい。

香川の楽しみ方と言っているのに、早速岡山で恐縮です。

しかし、裏を返せば、岡山に遊びに行く機会というのも、

岡山在住以外だと、香川に住んでいる時くらいしか無いのでは???

 

そんなわけで、快速マリンライナーで1時間ほどで大都会、岡山にも行けます。

土日であれば、前日までに休日フリー切符を購入できるので、

途中下車しながら岡山を楽しむのもありだと思います。

(ただし、一本逃すとしばらく来ないので要注意。)

tickets.jr-odekake.net

うどんバスはたのしい

www.kotosan.co.jp

琴参バスが運営しているうどん屋巡りバス。

いわゆる名店とよばれるお店は

車が無ければ行きづらいところが多いので、

このバスは非常に便利です。

しかし、サービスの割にはけっこう格安でやっているので、

いつまで運行できるかわからないらしいです。

みなさん、ぜひ、うどんバスに乗ってうどんを食べましょう。

山越えうどんも蒲生うどんも美味すぎて一瞬で消えます! 

 

疲れたらとりあえず仏生山温泉に行こう

琴電が販売している仏生山温泉行の団扇型切符があります。

ことでん温泉乗車入浴券継続販売のお知らせ

これまた素晴らしい切符です。

1000円で温泉入浴券とタオル、団扇、

そして仏生山までの320円区間乗り放題なのでかなりお得です。

仏生山温泉はオシャレな建物とヌルヌルな泉質が素晴らしいです。

見どころも多い街です。

busshozan.com

 

 

香川の経済の発展を支えた多度津

なんか気づいたら妙に鉄道ネタが多くなってますね。

多度津という町は港町で、かつては高松よりも都会だったとか。

四電もJR四国もここから始まったそうです。

と、いうのも景山甚右衛門という天才的な経営者が

多度津に住んでいたそうで、琴電の創業者、大西虎之介も

彼に師事し、鉄道事業を立ち上げたとか。

有名な観光名所があるわけではないですが、

古い建築物がたくさん残っていて、歩いていて楽しい街です。
kotobank.jp

kotobank.jp

牟礼(むれ)の牡蠣小屋は冬の風物詩

牡蠣焼きが有名な牟礼。

駅を降りてすぐのところにいくつか牡蠣小屋があります。

巨大鉄板を囲みながら、スコップで大量の牡蠣をぶち込んで

ダイナミックに焼き上げてくれます。

もちろんめちゃウマです。

島に遊びに行くという選択肢

これはホントに香川に住んでないとできないことの一つですね。

小豆島、男木島、女木島、直島など、瀬戸内にはいくつも島があり、

しかも、JR高松駅のすぐ裏に港があるので行きやすいです。

何は無くとも、海を眺めにフェリーに乗るだけでいいもんです。

 

四季の美しさは栗林公園でほぼ堪能できる。

紅葉の時期も行ったのですが、桜の時期もよかったです。

しかも、市内の街にすぐ近いところにあるので、

アクセスもいいです。住んでても行きたくなる観光地。

 

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なんか、挙げ始めるとキリがなくなりそうだったので、

とりあえず、今日のところはこんなもんで。

香川は住んでみると本当に過ごしやすく、

且つ、新鮮な発見がある街です。

 

四国の玄関口ということもあり、営業所も多く、

転勤でやってくる人も多いかと思いますが、

せっかく来たのであれば、楽しいところが多いので、

ぜひ、お出かけしてみてください。

18歳で上京するまで、まともに「大学生」を見たことが無かった。

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記事の表題の通りですが、私は18歳まで「大学生」という存在を見たことがありませんでした。

 

もちろん、無意識のうちに、そういう人とすれ違ったり、高校を卒業した大学生の先輩が母校に顔を出しに来てあったり、ということはありましたが、そういう「日常」からかけ離れているパターンではなく、生活をしていて、「あ、大学生だ。」と見て、感じることが無かったのです。

 

その最大の原因は、やはり、田舎に暮らしていたということが大きくかかわっていました。

 

もちろん、私の住んでいた秋田県にもいくつか大学はありました。

しかし、そのいずれもが私の住んでいた県南地域からは程遠い秋田市内の大学や、由利本荘市の県立大、秋田空港近くの国際教養大学ばかりで、最寄りの大学でも60km以上離れていました。

 

もはや、「最寄り」という言葉が意味するところが分からなくなるぐらいの距離です。

 

こんなことを今さらなぜ思い出したかというと、阿部幸大さんという東大の博士課程の方が現代ビジネスで書いていた下記の記事を読んだことがきっかけでした。

 

gendai.ismedia.jp

 

まぁ、私が上に書いた主張はほぼ阿部さんのそれと同じなのですが、文化と教育への距離の遠さが大学への遠さへ比例しているという意味では、勉強する意味というのも同時に遠いものに感じていました。

 

こんな田んぼに囲まれた田舎で外国人に会うわけがないと思いながらとりあえず言われるがままに受けていた英語の授業や、「後三年の役」というマニアックな戦いくらいしか秋田県が登場しない日本史の授業も、もう少し違う意識で学ぶことが出来たのではないかと、どこか言い訳じみたことを考えてしまいます。

 

それくらいの田舎には住んでいました。

 

仕事で京都に赴任した時、その思いはさらに深まり、「あぁ、外国の人ってこんなに日本を訪れているんだ…」、「歴史上の人物って、本当に実在してこの辺に住んでたのか…」、「阪神タイガース阪神ってあたりまえだけど実在するんだな、というか、鉄道会社だったのか…」など、今まで全くリアリティが無かった知識(最後のはアレですが 笑)が、急に現実のものとして立ち現れてきて、なんだか不思議な感覚がしました。

 

まぁ、世の中に物申したいことがあるわけでもなく、自分の境遇を嘆きたいわけでもないのですが、都会に生まれ、都会で育った人が、何かの間違いで自分とは逆に田舎へと追いやられていったら何を思うのか気になるなと思いました。「日本」という言葉でくくられた区分の中でも、見えている世界が異なる人がたくさん住んでいるのだろうなぁと、そんなことを考えた雑文でした。