ばななぼーと

レンタル&中古VHSとネットラジオを愛するゆとり社会人のブログ

おぼえてる者はいないのか!~記憶の片隅にあるTVドラマを書き綴ってみる~

つい最近まで、その存在すら忘れていたのですが、

小学校1年か2年生くらいの頃に、奇妙なTVドラマがやっていました。

 

僕が小学校1、2年の頃といえば、1997~1998年頃のことです。

まだ子供だったので夜更かしはせず、21時頃にはだいたい寝ていたので、

それより前の時間帯でやっていたのではないかと思います。

 

ストーリーはほとんど覚えていなかったのですが、

部分的に思い出せるところがいくつかありました。

 

まず・・・

 

◆主人公はOLだった。

◆何故か主人公の持っていたおもちゃが意志を持って動き始めた。

◆そのおもちゃは毛むくじゃらだった。

◆しかも、なんか気持ち悪かった。

◆しかし、おもちゃは不思議な力で毎回主人公を助けた。

◆最終回でおもちゃは動かなくなった。

 

あと、そのおもちゃがブースカの弟のチャメゴンに

似ていたということも憶えています。

 

http://pds.exblog.jp/pds/1/201210/02/14/c0200314_23334467.jpg

右がチャメゴン。

平成生まれの僕にとって「怪獣ブースカ」は世代ではないですが、

怪獣オタクだったので、そのおもちゃを見て

「なんだかチャメゴンみたいだなぁ」と思ったのを憶えています。

 

しかし、考えてみると変な話ですね。

なんでいい年したOLおもちゃを持っていたのか。

いろいろと疑問が残るんですが、もう何年も前のことなので、

記憶も定かではないです。

 

しかし、ヒントはもう少しありました。

僕は当時、秋田県に住んでいたのですが、

秋田県は民放がフジ、テレ朝、日テレの3局系列しか映らなかったので、

そのドラマがTBSやテレ東系列の番組であった可能性は極めて低いのです。

 

あと、その最終回を見たのが、いとこの家に居る時だったということも憶えています

僕の実家では、親戚周りをするのがお盆の8月14日か、新年の1月2日なので、

おそらく、その日が放送日である可能性は極めて高いはずなのです。

そして、更に考えてみると、1月2日にドラマがやっているとは、

あんまり考えにくいので、8月の方が可能性としては高いということも見えてきます。

 

あと、先に言っておくと、これは「スモール・ソルジャーズ」ではありません。

たしかこの映画もそのくらいの時期だったと思いますが、

これはこれでおもちゃが動く映画としてはっきりと覚えています。

(コロコロコミックで漫画がやってた。)

トイストーリーもこの頃だったと思うので、

おもちゃが意志を持つというのが流行っていた時期だったのかもしれないですね。

しかし!そもそも僕が見たのは映画ではなく、そして海外の作品でもない!

日本のテレビドラマだったのです。

 

しかし、そんなこんな中途半端に情報はあるものの、

思い出せないまま、気づけば18年近く経っていました。

思い出せないというか、ぶっちゃけ、そんなに思い出す気もなかったのですが、

頭の中でずっと「あぁ、そういえばなんかこんなのあった・・・」と

思い続けてきた作品でした。

 

そして、つい最近。

ふと思い立ち、思い出せる限りの情報をあげ、

一度、本気で調べてみました。

 

すると、さすがインターネット。

なんだかんだ情報が出てきました。

 

おそらくこれだったんじゃないかというのは、

見えてきたのですが、しかし、自信を持って「これだ!」とは言えませんでした。

 

一応、暫定的な正解は

 

 

木曜の怪談「魔法じかけのフウ」

 

という作品です。

 

なぜこの作品だと断言できないかというと、

あまりにも情報が少ないからです。

 

以下にall cinemaのデータベースを引用します。

 

******************************

木曜の怪談’97 魔法じかけのフウ(1997)

放映日 1997/07/03~1997/08/14
放映時間 19:54~20:54
放映曜日 木曜日
放映局 フジテレビ
製作国 日本

******************************

 

Wikipediaに掲載されているストーリーも引用します。

******************************

大手会社『ハッピーカンパニー』のおもちゃ部門に勤める夢野あすかは、

新商品のアイデアとしてフウというキャラクターを発案する。

しかし、そのフウに命が宿り、あすかが描いたイラストの中から飛び出した。

不思議な力を持つフウは、あすかの為に様々な事件を解決する。

******************************

 

情報としては見事にドンピシャです。

OLはおもちゃ会社の社員だったのです。

そして、最終回が8月14日というのが個人的には決め手となりました。

 

しかし、それでもまだ自信が持てないのには理由があります。

 

それは何かというと、この情報過多の時代なのに、

この作品に関してロクに写真や画像が残っていないのです。

 

私が調べた限り、インターネット上にある「魔法じかけのフウ」の

画像はこの1枚だけ。

 

たしかにチャメゴンやブースカ系ではあるんですが、

なんか、記憶の中だともっと気持ち悪かったような気がするんですよね。

 

また、木曜の怪談シリーズはいくつかVHS化されているものもあるのですが、

この作品に関しては一切メディア化されておりません。

(それなのに、何故かサントラはあるみたいですが・・・)

 

もしかすると、幼少期の記憶なので、

多少は記憶違いがあるのかもしれませんが、

今一つ、納得できないのはこの作品を見て

「奇妙だ」と思った記憶が残っていることなのです。

 

もし、この作品がそうであったならば、

僕は何故そう思ったのか。真相を確かめるには、

やはりもう一度この目でこの作品を見てみたいと思うのですが、

現状ではどうやっても見ることが出来ないので、

とりあえず、今こうしてブログに書いてみることで、

憶えている人がいたら情報を頂けると幸いです。

(はてぶのコメントかTwitterのリプでください。)

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

いやぁ~、なんかもっと気持ち悪かったような気がするんだよなぁ・・・

今さら語りたい「おねがい☆ティーチャー」

すっかりブログをサボってしまい、気付けば一ヵ月が過ぎていた。

月1でもいいから更新しようと思い立ち、はてなブログのトップを見ると

 今週のお題「思い出の先生」 というのがあった。

 

たまにはお題に沿って書いてみようと思ったが、

思い出の先生、というと、いなかったわけではないけれども、

なんか色々と個人情報を書いてしまいそうな話や、

暗い話ばかり思い浮かぶので、どうしたものかと悩んでいたところ、

家の本棚に並んだ一つのDVDが目に入った。

 

http://ecx.images-amazon.com/images/I/51MWqxkvKvL.jpg

 

 

おねがい☆ティーチャー

 

あぁ~、そうだ。

実際の先生の話は置いてといて、「おねてぃ」の話をしよう。

 

 

まず、「おねてぃ」を知らない人のためにWikiを引用しよう。

 

おねがい☆ティーチャー』は、日本のテレビアニメ作品、およびそれを原作とする漫画・小説である。テレビアニメは2002年1月10日から3月28日にかけて、WOWOWのノンスクランブル帯にて放送された。略称は「おねてぃ」。

おねがい☆ティーチャー - Wikipedia

 

もう13年も前のことになるが、

2002年、当時僕は小学5年生だった。

今でこそ、いい年をしてアニメに夢中になっている大人になってしまったが、

自分がオタクの道へと傾き始めたのはまさにこの頃だったように思う。

 

この頃、ちょうどラブコメ漫画が流行っていた時期で、

まわりの友人に隠れて、毎週熱心にジャンプの『いちご100%』や、

マガジンの『ラブひな』を読んでいた。

あと、克・亜樹先生のあのマンガとかも(ry

 

まわりの友人がモー娘。などのハロプロアイドルにハマっていく中、

僕はどんどん漫画やアニメのキャラクターに夢中になっていき、

オタク沼に溺れはじめていたのだった。

 

しかし、そんな僕をギリギリのところでとどめていたのが、

「田舎」という存在であった。

 

当時、僕は秋田県のド田舎に住んでいた。

小学生が自力で行ける距離にあった本屋は1軒だけだったし、

テレビもテレ東やTBSが映らなかったので、

漫画やアニメが見たくても、なかなか見れない環境下にあったのだ。

 

しかし、うちにはひとつだけ大きな強みがあった。

それはWOWOWである。

「wowow」の画像検索結果

 

父が映画好きだったので、うちはかなり早い段階からWOWOWと契約していた。

アンテナに雪が積もると見れなくなることもあったが、

田舎住まいの僕にとって、これは大きな心の支えとなった。

 

 WOWOWは今も昔も、視聴者収入で成り立っているということもあり、

お金を払ってでも見たい!と思えるようなコンテンツの提供に定評がある。

その当時、WOWOWは「カウボーイビバップ」のヒットに代表される

コアな層に向けたハイクオリティアニメを数多く放送していた。

最近では地上波との立場が逆転し、ほとんどアニメはやっていないが、

2000年代初頭のWOWOWは本当にアニメが強かったのだ。

この辺については WOWOWアニメ - Wikipedia を参照してほしい。

 

とはいえ、小学5年生の僕にそれを堂々と見る勇気はまだなかった。

正直な話、まだどこか心のなかで、「アニメを見ることは恥ずかしいこと」、

という気持ちがあったのだ。

 

しかし、番組表の新番組欄に載っていた

おねてぃ」の絵に僕は衝撃を受けた。

 

その当時、これだけ絵のクオリティが高いアニメはなかなか無かった。

しかも、タイトルが「おねがい☆ティーチャー」である。

思春期男子の妄想を膨らませるには充分すぎるタイトルだ。

 

見たいという気持ちを抑えきれず、

なんとかこっそり見ることはできないかと思案した。

しかし、WOWOWが映るのは家の居間にあるテレビのみ。

それなのに、放送時間は18:30~と晩御飯時真っ盛りであった。

 

そのため、初回の放送は見事に見逃したわけであるが、

僕はあきらめてはいなかった。

 

そう、深夜に再放送があったのだ。

日付が変わり、家族が寝静まりかえった頃、

ぼくはこそこそと部屋を出て居間のテレビを点けた。

イヤホンもヘッドホンも持っていなかったので、

音量は聞こえる限界まで絞ったうえで、

テレビに近づきながら、ジンマリと見た。

 

第1話「教えてティーチャー」

 

正直、先生との恋愛ものが織りなす禁断の恋物語

それぐらいの想定で見始めたのだが、テレビに映ったのは

 

宇宙船だった

 

え・・・?と疑問に思ったのも束の間、

湖のほとりで星を見ていた主人公のすぐ側に、

その宇宙船が降りてきたのだ。

 

そして、湖畔に現われる一人の女性。

戸惑う主人公。

 

そんな中、OPテーマ『Shooting Star』が流れる。

 

www.youtube.com

 

そんなわけで、この『おねがい☆ティーチャー』は

単なる教師との恋愛ものではなく、

辺境惑星の駐在監視員として、地球に赴任した宇宙人・風見みずほと、

その秘密を知ってしまった高校生、草薙桂がその秘密を守るために、

なりゆきで結婚してしまう話なのだ。

 

普通に考えたら、高校生だから結婚とかできるわけないのだが、

この主人公、桂くんも実は色々な秘密があり、

結婚が出来てしまうのである。

 

地球人と宇宙人というのは言うまでもないが、

年齢や先生と生徒という関係、

周りには秘密をばらしてはいけないという束縛、

そういった「すれ違い」と向き合っていく

ブコメディなのである。

 

おねてぃ」が僕を夢中にさせたのには、

他にも理由があった。

 

まず、舞台が田舎というところだ。

前述したとおり、僕もかなりの田舎に住んでいたので、

作品の世界観がどこか、自分が今暮らしている世界と

地続きになっているような気がしたのだ。

また、その風景の一つ一つの美しさも感服せざるをえない。

 

 

そして、I've sound と折戸伸二という豪華タッグによる楽曲も素晴らしかった。

ストーリー・楽曲・世界観が見事なバランスで構成されている作品なので、

どこか1話を切り取って見ても、繰り返し見れてしまうほどに

作りこまれていた作品であったので、

本編とは別にミュージッククリップ集まで作られた。

 

www.youtube.com

 

この「snow angel」という曲のギターソロが

めちゃくちゃかっこいい。

 

また、同じ舞台で巻き起こる別のストーリーを描いた

続編『おねがい☆ツインズ』も作られた。

 

www.youtube.com

 

実は、一番の推しキャラはツインズの深衣奈だったりする。

 

あまりにおねがいシリーズにハマりすぎたために、

アニメが終わってから数年後経っていたのにもかかわらず、

大学受験の時、信州大学を受けようと思ったのもいい思い出である。

(「なんで秋田と同じぐらい雪深い長野に行くんだよ」と親に止められたが)

 

そんな「おねてぃ」であるが、

3年ほど前に行われた10周年イベントでも、

かなりの賑わいを見せていたので、

いまだに根強いファンがいる作品であることを実感した。

 

ぼくは世代的にギリギリのところなので、

周りでは見ていた人が少ないので、

もし、この記事を読んでいる人のなかに

「おねがい」シリーズについてアツく語れる人がいたら、

Twitterとかでもいいので、是非とも絡んでいただきたい。

 

語りたいことはまだまだたくさんあるが、

なんだかとりとめがない感じになってきつつあるので、

いったん、この辺で終わりにしようと思う。

 

 

あぁ、いつか長野県に行きたい・・・

なんかおかしいぞ青森県~僕の夏休みレポ~

 

 

 

 

 

夏期休暇で帰省がてら、青森に寄ってきました。

 

 

伊丹からは1時間半ぐらいで到着。

おもったより早いもんですね。

 

https://lh3.googleusercontent.com/UmUoscTlJ_RltdoC2WrDY6EnJQGus-EaHEtqGASMbMc=w362-h643-no

 

 

空港のお土産屋では、アンディー・ウォーホルが書いた

ヴェルヴェット・アンダーグラウンドのジャケットのパクリみたいな看板がありました。

 

↓これです

 

そんなこんなで3日ほど青森に居たので、

とぎれとぎれの青森レポを載せていこうと思います。

 

ねぷたブリーフ

 

走れラスク

 

 

芦野公園のどうかんがえてもアウトなソフトクリーム屋

 

電話番号が「三浪の二浪むなしい」

 

 

地元のアイドル。なんかスピリチュアル。

 

 

未だに残ってるピンク映画館。

東北ではかなりレア?!

 

 

全国各地で見かける謎のUFO講演会のチラシ。

青森でもありました。

神智学とかそっちのジャンルみたいですね。

 

 

ラブライブねぷた

たまたま違う日に1年生と3年生に出会えた。

 

そんな感じの青森の日々でした。

他にもいろいろあったのですが、切りがないのでこのへんで。

 

ちなみに、最近、よく読んでいるブログの一つに、

ねこぜさんという方がやっている青森レポブログ

ねこぜの東京⇔青森」があります。

とうもろこしの会の怪処で知って以来、

毎回楽しく読ませていただいております。

こちらもおもしろいのでオススメです。

ameblo.jp

 

コンビニの新商品を中心に晩酌をキメてみた

ファミマでいろいろと新商品を漁ってきました。

「Family Mart Collection 炭火焼き鳥(タレ)」196円

「フリトレー スタイリングポップ アンチョビ&ガーリック」157円

サントリー クラフトセレクト メルツェン」317円

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まずはサントリーのメルツェン。

クラフトセレクトという期間限定シリーズの一つみたいですが、

単純に見た目に惹かれて購入しました。

 

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色も味もなかなか濃厚。

それでいて、いわゆるのどごし系とは異なるみずみずしさがあり、

飲みやすかったです。まさにこの時期にピッタリ。

気に入ったので、販売終了する前に買っておこうと思います。

 

次に、ファミマの冷凍焼き鳥。

これは去年発売なので新商品ではないようですね。

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レンジでチンすること2分半。

なかなか香ばしい匂いが。

少し小ぶりですが、値段から行ったらまぁそれなりでしょう。

ホットスナックよりはコスパがいいかもしれません。

個人的には70点ぐらいです。しっかり焼き鳥です。

 

最後にフリトレーの新作ポップコーン。

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強引に盛った感はある写真だ。

 

なんといっても、袋を開けた瞬間から

ガーリックとアンチョビの匂いがすごい。

好きな人にはたまらない一品です。

味付けはポップコーンとしてはやや濃いめ。

しかし、ビールとの相性はバツグン!!!!

今回の組み合わせにおいていい仕事をしていました。

 

というわけで、なかなかいい感じの商品ばかりだったので、

皆さんも是非試してみてください。

 

www.suntory.co.jp

www.family.co.jp

www.fritolay.co.jp

祇園祭の時にしか見れない伝説の映画『祇園祭』を見た!!!

祇園祭の時期にしか見れない映画

祇園祭

 

 

僕がその存在を知ったのは、毎週聞いているネットラジオ

BS@もてもてラジ袋の2013年夏の放送でした。

 

その放送を聞いた日のことは、何故かはっきりと覚えていて、

自転車で池袋から中野に行くために山手通りを走っていた時だったと記憶しています。

 

放送を聞いて、見てみたいなぁとは思ったものの、

ずっと東日本で生活をしていたので、なかなか京都に足を延ばせずいたことに加え、

仮に京都に行ったとしても、他の観光地、というか、本物の祇園祭を見るのが

優先なんじゃないかなぁなんて思ってました。

なので、憧れはあるものの、この映画をみることは

一生無いんじゃないかと思ったことを憶えています。

 

ところが、今年になって、まさかの京都へ赴任することになり、

新生活の色々な不安が頭をよぎりながらも、どこか心の奥底で、

「あ、もしかしてこれあの映画見れるんじゃ・・・」

という思いがありました。

 

幸いなことに、今年はいい感じに休みが取れて、

本物の祇園祭宵山を楽しむことが出来ました。

 

前祭の山鉾巡行の日は台風が来ていて、

職場に早朝から待機しに行かなければならなくなったために、

生では見ることが出来ませんでした。

しかし、台風中継を見ながらテレビで山鉾が巡行する様子も見ていたので、

うわぁーこんな台風でもやるのかぁーと見てました。

 

そんなこんなで、後祭の巡行があった今日7月24日。

ついに京都文化博物館で映画『祇園祭』を見てきました!!!

 

 

 

http://www.jguide.net/city/kansai/kawaramachi/400t_RIMG23743~WM.jpg

 

 

見る前は、正直、「祇園祭の日にしか見れない」という

マニア心をくすぐるプレミア感と、

日本版エクスペンダブルズと言わんばかりの豪華キャストのことばかり

考えていたのですが、いざ見てみると、これがもう感動せずにはいられない。

 

3時間近い大作ですが、スクリーンから目が離せず、

じっと食い入るように見ていました。

 

まず、映画の色彩だけをとっても素晴らしいものがありました。

ただ、虚しさだけが残る山科での殺し合いの赤。

月夜に光る川面、神秘的な白さにつつまれたヒロイン。 

そして、突き抜けるような空の青さに光る山鉾。

どれも、素晴らしかったです。

 

ストーリーはおおまかにいうと、

応仁の乱によって祇園祭が途絶えて久しい時代、

貧しい町衆と百姓が戦わざるを得ない状況の中で互いに地獄を見て、

心から平和を願うようになった人々が手を組み、時の権力に屈せず、

祇園祭復興しようとする、というお話です。

 

ラストシーンで矢が刺さりながらも、

命をかけて祭りを敢行する姿を見て、

台風ぐらいじゃ中止しないわけが少し理解できたような気がしました。

 

そして、キャストに関しては、三船敏郎はやはり天才的な演技を見せておりました。

意外だったのは高倉健。仲間を裏切り一番最初に弱音を吐いてしまう組の

1人というなんともめずらしい配役でした。

 

しかし、これだけの大作を府が版権を持っているからと言って、

これほど短い期間しか上映しないというのは

やはり、もったいないよなぁと思いました。

 

久しぶりにブログを更新しましたが、

眠いので今日はここまで。

起きたら加筆するかもしれません。

 

祇園祭 (1968年の映画) - Wikipedia

 

www.bunpaku.or.jp

www.kyoto-up.org

近藤聡乃『A子さんの恋人』【おすすめ漫画紹介】

「たま」というバンドを御存じだろうか?

 

もしかすると、2015年の現代においては、

まったく聴いたことがないという人がいても、

おかしくは無いのかもしれない。

 

そして、知っている人のなかでも、

「たま」に対する認識は大きく異なってくるだろう。

 

一般的に、「たま」というと、90年代初頭のバンドブームの中で、

イカすバンド天国」などのテレビ番組で、「さよなら人類」という

曲を歌っていたイメージが強いのではないだろうか。

 

だが、実際のところ、「たま」は1984年の結成から2003年の解散まで、

かなり長い期間活動していたバンドで、

今でも、熱狂的なファンがいるバンドだったりもする。

そして、僕もその熱狂的なファンの一人である。

 

と、ここまで書いて、

このままでは「たま」の記事になってしまいそうだなぁと

危惧し始めたので、話を少々強引に修正することになるが、

そんな「たま」がメンバーの脱退などを経て、

3人編成となった後期の楽曲に『電車かもしれない』という曲がある。

 

www.youtube.com

 

たまの楽曲の大半は、PVが無い。

しかし、この曲に関しては、近藤聡乃(こんどうあきの)さんという方の投稿作品が、

NHKBSの「デジタルスタジアム」という番組でアニメーション部門賞を

2002年に受賞したこともあり、注目を集めた。

↑の動画がそれである。

楽曲の雰囲気にマッチした寂しさがいい感じに出ています。 

 

何とも言えない不思議な雰囲気のアニメーションを作る人、

そういう見方で近藤聡乃さんという人物を認識していたのですが、

数年前に、中野のタコシエで平積みになっている近藤さんの画集を目にしました。

www.amazon.co.jp

 

パラパラとめくってみたのですが、

綺麗なタッチで描かれたドローイングや油彩が載せられて、

それまで「アニメーター」と認識していたはずが、

やっぱり「アーティスト」だったのかぁ~なんて思ったりしたことを憶えています。

 

それからまた数年が経ち、今日。

 

書店で新刊漫画のコーナーを見ていると・・・

 

www.amazon.co.jp

 

マ、マンガ家になってる~~~~

 

これまたびっくらこいたわけですが、

どうやら、以前から漫画は少しだけ描かれていたようですね。

でも、長編連載はこれが初めてのようです。

 

以下、Amazonの内容紹介を引用。

 

29歳のえいこさん。誰といっしょになるとか、どこで暮らしていくとか
――そろそろ決めなきゃいけない問題も増えてきた。
とはいえ、答えなんてすぐに出せない(出したくない!)わけでして……。
ああでもない、こうでもない、と思い悩むえいこさんの厄介な日々を綴った『A子さんの恋人』、
待望の刊行スタート!

 

なんか、あらすじだけ見るとアーティスティックな世界観とは

だいぶ異なる日常路線のように見えますが、

いざ、読んでみると、これがなかなかおもしろい!

じっくりと読まされる漫画、という体験を久しぶりにしたような気がします。

1コマ1コマに物語が詰まっていて、かなり読みごたえがあります。

 

内容としては、ダメなアラサー男女の脳内を垣間見ているようなものなのですが、

妙にすっきりとした読後感のあるオチで毎話楽しむことができます。

「気付いたらダメになってること」って、こういう風に起きているんだろうなーと

思わされる話が多く、考えさせられたりもします。

 

とにかく、まずは一読していきたいので、

好評発売中の1巻を是非読んでみてください。


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アンケートハガキ、出してみたくなりました。

ロシアンビール「バルティカ」のNo.9を飲んでみた。

仕事帰りに近所のやまやに寄ると、

セールコーナーに見たことが無いビールがあったので買ってみました。

 

その名も

「バルティカナンバーナイン」!

 

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どうやらロシアのビールらしいです。

 

ロシアというと、ウォッカのイメージが強すぎたので、

意外な印象を受けましたが、

ロシアの人はビール飲みまくってるみたいですね。

2011年までは法的は酒では無く、

ソフトドリンク感覚で飲まれていたとか。

 

しかし、裏面の成分表示を見てみると・・・

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アルコール度数8%ってけっこう高いやん!!!

 

所謂、アルコール度数6.25%以上の

ボックビールと呼ばれる部類のものらしいです。

 

ちなみに、「No.9」とあるように、

本国ロシアでは「No.0」から「No.9」、そして番号が飛んで

「No.20」というのが売っているらしいんですが、

日本で買えるのは「No.3」と「No.9」の2つだけみたいです。

 

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注いでみると、程よく泡立った。

 

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色はやや濃いめのゴールド。

さっそく飲んでみたのですが、

まるで全ステータスMAXで調整したかのようなパワフルさ!!!

フルーティさ、コク、苦みがどっしりきます。

 

それでいて不思議と飲みやすい!

スルスル飲めてしまうから危ないですね。

おそロシア・・・

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缶ツマと一緒に頂きました。

 

パワフルなのに飲みやすいので、

ビールバカになってしまいたい休日に是非!!!

 

ネットだとセット売りしかしていないので、

ちょっと高いですが、たぶんやまやみたいな

酒屋で1缶で買えるはずです!

item.rakuten.co.jp

 

こちらも合わせてどうぞ

yazibee.hatenablog.com